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介護保険料はいつから徴収?いつから控除?

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介護保険料はいつから徴収?いつから控除?

この記事では介護保険はいつから徴収されていつから控除されるのかということについて解説しています。

日本ではある一定の年齢を迎えると自動的に介護保険に加入することになり、介護保険料の徴収が始まることになりますが、皆さんはいつから徴収が始まるのか、そしていつから控除されるのかということについてご存知ですか?

計画的に仕事や生活を送るためには介護保険の徴収や控除が行われる年齢を知っておく必要があります。

ここでは介護保険はいつから徴収されていつから控除されるのかということなどについて解説していきますので、興味がある方は是非ご覧ください。

介護保険はどんな保険?

介護保険はどんな保険?

そもそも介護保険ってどのような保険であるのか知っていますか?

介護保険制度とは、介護が必要ななった高齢者やその家族を社会全体で支えていくという目的のもと2000年4月にスタートした制度です。

市町村及び特別区が保険者(運営主体)となっており、被保険者が納める介護保険料と税金によって制度の運営が行われています。

介護保険のサービスを利用するためには認定を受ける必要がある他、サービスを利用する際には基本的に1割の自己負担(所得に応じて2割~3割)が必要になってきます。

介護保険料はいつから徴収?いつから控除?

介護保険料はいつから徴収?いつから控除?

先程の項目で、介護保険は被保険者からの介護保険料と税金で運営されていると申しあげましたが、その介護保険料はいつから徴収されるようになるのでしょうか?

介護保険はいつから徴収される?

介護保険料の徴収が開始されるのは「満40歳に達したとき」となっています。

この「満40歳に達したとき」とは40歳の誕生日を指すのではなく、40歳になる誕生日の前日のことを指しており、その日が含まれている月から第二号被保険者となり、加入している健康保険料に上乗せされるかたちで介護保険料の徴収が開始されます。

誕生日によって注意が必要?

介護保険料の徴収は40歳になる誕生日の前日が含まれている月から始まるのですが、誕生日によっては注意が必要な場合があります。

[誕生日が8月2日の方の場合]

8月2日が誕生日の方は誕生日の前日が8月1日なので、誕生日の前日が含まれる月である8月分から健康保険料に上乗せされるかたちで介護保険料が徴収されます。
※8月3日~8月31日の方も同様。

[誕生日が8月1日の方の場合]

8月1日が誕生日の方は誕生日の前日が7月31日なので、誕生日の前日が含まれる月である7月分から健康保険料に上乗せされるかたちで介護保険料が徴収されます。

他の日にちが誕生日の方と違って各月の1日生まれの方は介護保険料の徴収が誕生日のある前の月から開始されますので注意が必要です。

介護保険料はいつから控除になる?

介護保険料は上記のように「満40歳に達したとき」から控除されるようになり、第一号被保険者となる65歳になる誕生日の前日が含まれる月まで控除されることになります。

介護保険の今後の行方は?

介護保険の今後の行方は?

2000年4月にスタートした介護保険制度ですが、まだまだ新しい制度ということもあり、見直しを重ねながら介護の現状に合わせたものにしていこうとしています。

ただ、少子高齢化の進行スピードが予想よりも遙かに早いため、制度の見直しが間に合わない状態となっています。

では、この介護保険制度は今後どうなっていくのでしょうか?

そもそもの制度の成り立ちは?

そもそも日本の老人福祉制度の始まりは1960年代にまでさかのぼります。

この頃はまだ高齢化率も5.7%であり、1970年代には老人医療費無料かなどが実施されました。

ただ、そこから高齢化率の上昇が始まり、1980年代には9.1%、1990年代には12%にまで達し、寝たきり老人や入院の長期化などが社会問題化しました。ここで政府は政策の転換を決断します。

こういった経過をたどり、これまでの施設介護から在宅介護への移行や介護を行っている家族の負担軽減などを目的として2000年4月に介護保険制度が施行されました。

介護保険の改正は頻繁に?

介護保険は3年ごとに見直しされることになっており、これまでに大きな改正が5回実施されています。

改正の方向性としては、介護予防に重点を置くようになったことや高齢者を家庭に閉じ込めずに社会の一員として見守るようにするといったことが挙げられる他、人数が足りないといわれている介護職員の確保や介護事業者の不正防止なども改善されてきています。

最新の2018年の改正ではある程度の所得のある高齢者には3割の自己負担を求めるなど、制度を永続的に運営していくための措置なども盛り込まれました。

介護保険の控除年齢も引き上げられるかも!?

現在高齢者とは65歳以上の方を指しますが、2017年のはじめに日本老年学会などが高齢者の定義を75歳に引き上げるべきだという提言を国に対して行いました。

現在介護保険のサービスを利用できる第一号被保険者は65歳以上となっていますが、高齢者の定義を75歳以上にするから第一号被保険者も75歳以上にしようとならないとは限りません。

高齢化が進み社会保障費の増加が止まらない現在の日本では、この議論は避けては通れないといわざるを得ないでしょう。

介護保険がいつから控除されるかをよく理解して時代の変化に対応しよう!

介護保険がいつから控除されるかをよく理解して時代の変化に対応しよう!

ここまで介護保険はいつから徴収されていつから控除されるのかということについて解説してきましたがいかがでしたでしょうか。

解説してきたように介護保険料の徴収40歳になると自動的に行われます。

介護保険料を支払うのであれば、無意識に支払うのではなく制度をしっかりと理解して納得して支払うようにすることが大切です。

また、介護保険は3年ごとに見直されて改正も行われますので、いつから徴収・控除されるのかということなどをよく理解して時代の変化に対応するようにしましょう。

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