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デイサービスってどんな介護サービス?利用できる時間は?

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デイサービスってどんな介護サービス?利用できる時間は?

超高齢化社会の日本では介護保険制度によるさまざまな介護サービスが充実しています。

デイサービスもその介護サービスの中の一つです。デイサービスという言葉は耳にすることもよくありますが、いったいどのような介護サービスなのかご存知ですか?

今回はこのデイサービスについて、どのようなサービスなのか利用時間や料金なども含めて詳しく解説していきます。
 

デイサービスとは

デイサービスとは
デイサービスは通所介護と呼ばれているサービスで、介護保険制度における在宅サービスの中の一つです。

利用者がデイサービスの施設に日帰りで通い、食事や入浴などの日常生活上の支援や、レクリエーション、機能訓練などを受けられるサービスです。

自宅にこもりきりの利用者の孤立感の解消や心身機能の維持、家族の介護の負担減などを目的としています。

デイサービスは要介護1以上の人が対象

デイサービスの対象者は要介護1〜5の要介護認定を受けている方です。

病気や怪我により寝たきりや身体が不自由になった高齢者の方、認知症の高齢者の方、また16種類の特定疾病により要介護状態となった40〜64歳の方など、さまざまな方が対象となります。

要支援1〜2の方は地域支援事業に含まれる「日常生活支援総合事業」の対象者として指定を受けたデイサービスを週1〜2回程度利用することができます。

デイサービスで受けられるサービス

デイサービスで受けられる一般的なサービスを表にまとめました。

体を動かすことや、仲間ができる社交の場を提供することで気分のリフレッシュを図り、閉じこもりを防止、孤独の解消や、ストレスの軽減、精神面での維持向上を図ります。これに加え、一定時間、介護が必要な高齢者を預かってくれるという点で、毎日介護を行っている家族の負担軽減も大きな役割となっています。

デイサービスを利用する方法

デイサービスを利用する方法
デイサービスを利用する際の一般的な流れです。

  1. 担当のケアマネージャーに相談する
  2. すでに介護保険を利用していて担当のケアマネージャーがいる場合はその人に「デイサービスを利用したい」ということを相談しましょう。利用者の希望を聞いて、その希望に沿う事業所をいくつか候補として探してくれます。受け入れが可能かなどもケアマネージャーが問い合わせてくれます。介護保険を利用していない場合は、まず介護認定を受けて担当のケアマネージャーに付いてもらう必要があります。市町村の介護保険の窓口へ問い合わせてみましょう。

  3. 候補をしぼる
  4. ケアマネージャーが提案してくれた事業所の中で、本人や家族が気になる事業所がある場合は、ケアマネージャーと話をし、候補をしぼりましょう。最近では自身のホームページを持っている事業所も多くあり、インターネット上にも情報がたくさんあります。事業所ごとに雰囲気や特色、サービス内容なども違います。最適な事業所を探すためには、ご自身で調べてみることも大切です。

  5. 見学や体験をしてみる
  6. 気になる事業所を実際に見学してみましょう。ご自身の目で見て、直接話を聞き、雰囲気を感じることは大切です。見学をせずに事業所を決めてしまうと、後から思っていた雰囲気と違ったということもあります。体験利用ができるところもあります。また、曜日によって通う人が違うと雰囲気が変わることが多いです。見学・体験をする際には、ご利用を予定している曜日に見学へ行くことをお勧めします。

  7. ケアプランの作成、サービス担当者会議の開催
  8. 見学や体験を行い、最終的にご利用の意思が固まると、ケアマネージャーがご利用の内容や目標などを記入したケアプランを作成します。また、介護サービスに関わる関係者が集い、ケアプランをもとに利用者の情報を共有するためのサービス担当者会議が開かれます。

  9. デイサービス事業所と契約をする
  10. 初回のサービス担当者会議後に、デイサービス事業所との利用契約へと進みます。

デイサービスの利用時間と料金

デイサービスの利用時間と料金
介護保険制度は要介護度別に利用できるサービスの量(支給限度額)が決まっていて、支給限度額の範囲内であれば、自己負担はかかった介護サービス費の1割(一定以上の所得者の場合は2〜3割)で済みます。

デイサービスもこの介護保険を利用したサービスのため、利用者負担は1割(一定以上の所得者の場合は2〜3割)となります。

サービスの利用時間はサービス提供時間によって3〜4時間、4〜5時間、5〜6時間、6〜7時間、7〜8時間、8〜9時間の6区分に分かれています。利用時間が短いほど料金は安くなります。

ご希望に合わせて午前中のみの利用なども可能ですが、一般的に入浴も食事もされ、レクリーション等にも参加されて一日過ごされると、7〜8時間のご利用時間になることが多いです。

デイサービスは事業所の規模によっても、料金が分かれています。

大規模になればなるほど料金は安くなります。

また、その方の希望や内容によって入浴介助や個別機能訓練(リハビリ)などの追加料金も発生してきます。
 

利用時間と料金の目安

デイサービスは利用時間や事業所の規模によって料金が設定されています。

以下の料金表は通常規模(1ヶ月の平均利用延べ人数301人以上750人以内)の事業所で、一般的な利用時間である7時間以上8時間未満の利用をした場合の目安です。

デイサービスってどんな介護サービス?利用できる時間は?表2

※介護保険の負担割合が1割の人の場合です。
※日常生活費(食費・おやつ代)は別途負担する必要があります。

詳しい料金については、各事業所のホームページやパンフレットを確認してみるか、またはケアマネージャーに相談し、料金の目安を確認してみましょう。

まとめ

まとめ
デイサービスとはどんなサービスなのか、利用時間や料金などについて解説しました。以下にまとめます。

  • デイサービスは要介護1〜5の方を対象とした、食事や入浴、レクリエーション、機能訓練などが受けられる日帰りの通いサービスで、利用者の孤立感の解消や心身機能の維持、家族の介護の負担減などを目的としています。
  • デイサービスを利用するには、担当のケアマネージャーに相談し、ご希望に合う事業所に候補をしぼり、見学や体験を行うと良いです。
  • デイサービスの一般的な利用時間は7〜8時間程度です。料金は利用時間や事業所の規模によって違ってきます。各事業所の情報を確認すると良いです。

自宅に引きこもりがちだった高齢者が、デイサービスに通い始めたことによって、お友達を作ったり、前日に着ていくものを考えたりと、デイサービスに通うことを楽しみにされるようになり、生活にハリが生まれるということもあります。

また、介護するご家族もその間はほかの家事をしたり、気分転換ができたりするため、家族の介護負担も減ります。

デイサービスは在宅介護を続ける上で、本人にとっても家族にとっても重要なサービスであり、上手に活用していくと良いでしょう。

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