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デイサービスの利用回数は決まっている!介護度ごとに利用回数を紹介

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デイサービスの利用回数は決まっている!介護度ごとに利用回数を紹介

デイサービスとは、介護保険を利用して施設に日帰りで通うサービスのことです。

このデイサービスについてはご存知の方も多いと思いますが、どのぐらいの頻度で利用できるものなのかは気になるところです。

介護保険には要支援1~2、要介護1~5と7区分の要介護度がありますが、この要介護度別にデイサービスの利用回数について解説していきます。

デイサービスについておさらい

デイサービスについておさらい
デイサービスは通所介護と呼ばれているサービスで、介護保険制度における居宅サービスの中の一つです。

利用者がデイサービスの施設に日帰りで通い、食事や入浴などの日常生活上の支援や、レクリエーション、機能訓練(リハビリテーション)などを受けられます。

自宅にこもりきりの利用者の孤立感の解消や心身機能の維持、家族の介護の負担減などを目的としています。

デイサービスのサービス内容

デイサービスで受けられる一般的なサービスを表にまとめました。

デイサービスの利用回数は決まっている!介護度ごとに利用回数を紹介 表1

体を動かすことや、仲間ができる社交の場を提供することで気分のリフレッシュを図り、閉じこもりを防止、孤独の解消や、ストレスの軽減、精神面での維持向上を図ります。

これに加え、一定時間、介護が必要な高齢者を預かってくれるという点で、毎日介護を行っている家族の負担軽減も大きな役割となっています。

デイサービスの対象者

デイサービスの対象者は要介護1〜5の要介護認定を受けている方です。

病気や怪我により寝たきりや身体が不自由になった高齢者の方、認知症の高齢者の方、また16種類の特定疾病により要介護状態となった40〜64歳の方など、さまざまな方が対象となります。

要支援1〜2の方は地域支援事業に含まれる「日常生活支援総合事業」の対象者として指定を受けたデイサービスを利用することができます。

デイサービスの介護度別の利用回数

デイサービスの介護度別の利用回数
基本的には、介護保険法では要支援・要介護の方のデイサービス利用回数の上限回数は規定されていません。

要支援の場合は月額料金が決まっています。

要介護の場合は1回あたりで利用料を計算するので、通う日数が少なければ利用料は安くなり、回数が多くなれば利用料は高くなります。

また、介護保険を利用して介護サービスを受ける場合、介護度別に支給限度額というものが定められています。

自己負担額は1~3割の自己負担割合によって変わります。

介護度によってデイサービスや訪問介護など、必要な介護サービスをこの支給限度額内で組み合わせて利用します。

しかし、この支給限度額を越して介護サービスを利用した場合は、越した分は全額自己負担(10割)となります。

要支援の場合

要支援1、要支援2の場合の支給限度額は以下です。

デイサービスの利用回数は決まっている!介護度ごとに利用回数を紹介 表2

デイサービスの利用回数の目安は要支援1の方で週1回、月4回ほど、要支援2の方で週2回、月8回ほどです。要支援の方であると、身の回りのことはほぼ自立している方が多いため、利用できる回数は週1~2回ほどになります。

デイサービスの利用料金は要支援1の方で月額2,000~2,500円ほど、要支援2の方で月額4,000~5,000円ほどの定額料金となっています(自己負担1割の方)。

デイサービスを週1~2回利用しても、支給限度額は要支援1で残り2,500~3,000円分ほど、要支援2で残り5,000~6,000円分ほどあり、他の介護サービスに利用できます。

要支援の方に多い他の介護サービスの利用例は、訪問介護(家事援助)、福祉用具(歩行補助杖)レンタルなどです。

要介護1、要介護2の場合

要介護1、要介護2の場合の支給限度額は以下です。

デイサービスの利用回数は決まっている!介護度ごとに利用回数を紹介 表3

要介護1、要介護2の方のデイサービスの利用回数の目安は週に3~4回ほどです。

個別に利用回数の調整は可能です。デイサービスは利用時間や事業所の規模によって料金が設定されています。

以下の料金表は要介護1、要介護2の方が通常規模(1ヶ月の平均利用延べ人数301人以上750人以内)の事業所で、一般的な利用時間である7時間以上8時間未満の利用をした場合の1回あたりの利用者負担の目安です。

デイサービスの利用回数は決まっている!介護度ごとに利用回数を紹介 表4

※介護保険の負担割合が1割の人の場合です。
※日常生活費(食費・おやつ代)は別途負担する必要があります。

通常規模のデイサービス、7時間以上8時間未満、週3~4回ほどの利用をした場合、月12~16回ほどの利用となり、月の利用料金は要介護1の方で7,740~10320円、要介護2の方で9,132~12,176円となります。

デイサービスを週3~4回利用しても、支給限度額は要介護1で残り6,000~9,000円分ほど、要介護2で残り7,500~10,500円分ほどあり、他の介護サービスに利用できます。

要介護1、要介護2の方に多い他の介護サービスの利用例は、訪問介護、訪問看護、訪問リハビリ、ショートステイ、福祉用具レンタル(歩行補助杖)などです。

要介護3、要介護4の場合

要介護3、要介護4の場合の支給限度額は以下です。

デイサービスの利用回数は決まっている!介護度ごとに利用回数を紹介 表5

要介護3、要介護4の方のデイサービスの利用回数の目安は週に4~5回ほどです。以下の料金表は要介護3、要介護4の方が通常規模の事業所で、7時間以上8時間未満の利用をした場合の1回当たりの利用者負担の目安です。

デイサービスの利用回数は決まっている!介護度ごとに利用回数を紹介 表6

※介護保険の負担割合が1割の人の場合です。

※日常生活費(食費・おやつ代)は別途負担する必要があります。

通常規模のデイサービス、7時間以上8時間未満、週4~5回ほどの利用をした場合、月16~20回ほどの利用となり、月の利用料金は要介護3の方で14,128~17,660円、要介護4の方で16,048~20,060円となります。

デイサービスを週4~5回ほど利用しても、支給限度額は要介護3で残り9,200~12,800円分ほど、要介護4で残り10,700~14,700円分ほどあり、他の介護サービスに利用できます。

要介護3、要介護4の方に多い他の介護サービスの利用例は、訪問介護、訪問看護、ショートステイ、福祉用具レンタル(介護用ベッド、車いす)などです。

要介護5

要介護5の場合の支給限度額は以下です。

デイサービスの利用回数は決まっている!介護度ごとに利用回数を紹介 表7

要介護5の方のデイサービスの利用回数の目安はほぼ毎日です。

要介護5ではほぼ寝たきり状態であるため、自宅での介護はかなりの負担がかかります。

もちろん入浴のために週3回ほどデイサービスを利用して、それ以外は訪問系のサービスを利用しながら在宅介護を行うというケースもあります。

以下の料金表は要介護5の方が通常規模の事業所で、7時間以上8時間未満の利用をした場合の1回当たりの利用者負担の目安です。

デイサービスの利用回数は決まっている!介護度ごとに利用回数を紹介 表8

※介護保険の負担割合が1割の人の場合です。
※日常生活費(食費・おやつ代)は別途負担する必要があります。

通常規模のデイサービス、7時間以上8時間未満、ほぼ毎日(週6回ほど)の利用をした場合、月24回ほどの利用となり、月の利用料金は26,976円となります。

支給限度額は残り9,000円分ほどあり、他の介護サービスに利用できます。

要介護5の方に多い他の介護サービスの利用例は、訪問介護、訪問看護、訪問入浴、福祉用具レンタル(介護用ベッド、エアマット)などです。

まとめ

まとめ
要支援・要介護の方のデイサービスの利用回数について解説しました。以下に重要なポイントをまとめます。

  • 基本的には要支援・要介護の方のデイサービス利用回数の上限回数は規定されていませんが、目安として、要支援の方は週1~2回、要介護1、要介護2の方は週3~4回、要介護3、要介護4の方は週4~5回、要介護5の方はほぼ毎日です。
  • 要支援・要介護度別に支給限度額というものがあり、その限度額内でデイサービスと他の介護サービスを組み合わせて利用します。

ご紹介したデイサービスの利用回数はあくまで目安です。

それぞれの家庭の環境により、デイサービスの利用したい回数は変わってくると思います。

その時の状況に応じて回数を減らしたり増やしたりすることも可能です。

また、デイサービスは併用が可能です。

一つの事業所では空きがなくても、他の事業所を組み合わせれば、希望の利用回数を満たすことができる場合もあります。

一度、担当のケアマネ―ジャーに相談してみると良いでしょう。

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