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介護で最適な椅子について徹底解説!使用場面や機能で選ぶおすすめは?

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介護保険の第二号被保険者とは
介護で最適な椅子について徹底解説!使用場面や機能で選ぶおすすめは?

読者の皆様は、普段どんな椅子を使用していますか?

使用している椅子を購入した目的やポイントはどこでしょうか?

歳を重ねていくにつれ、病気や怪我をしたり、体力が落ちてきたりと心身に様々な変化が生じてきます。

そうすると現在の生活環境では日常生活が難しくなり、日ごろの過ごし方や使っている家具に不都合が生じてくることもあるかもしれません。

人間は一日のうちに8~9時間も座っていると言われています。

特に介護が必要になってくると、座っている時間はさらに増えていることでしょう。

そこで、今回は介護を必要としている方にお勧めできる椅子とはどんな椅子なのか、どのように選んでいったらよいのかを考えていこうと思います。

高齢者にとって座位が重要な理由

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高齢になり、介護が必要になると「立つ」「歩く」などの運動が減り、体力も落ちるため必然的に「座る」機会や時間が増えていきます。

よくない姿勢での座位を続けていることにより関節の拘縮や筋肉量の減少、床ずれ、食欲の低下、椅子からのずり落ち等の事故、立位介助の困難さによる介護量の増大などの弊害が生じてきます。

そこで重要なのが、要介護者が必要としている場面やその能力に合わせた適切な椅子を使用するということです。

介護用の種類(場面別)椅子の


それでは、介護での場面ごとに適切な椅子の選び方を見ていきましょう。

食事用の椅子

まずは、食事用の椅子です。

ここでのポイントは、適切な座位姿勢を維持できること、高さを調節できること、手入れが簡単なことです。

食事の際に、適切な姿勢を維持することは安全においしく食事をするための必須条件です。

例えば姿勢がふんぞり返ったりするような状態になれば誤嚥の危険があります。

また左右に傾いてしまえば食欲が抑制されてしまったり、両手をうまく使えずに食べこぼしの原因となります。

左右の傾きがなく、やや前傾姿勢を維持できることが重要です。

高さ調整ができると、テーブルの高さに合わせることができ、またしっかり両足を床につけることができます。

これが姿勢の安定につながります。

介護を要する方が自身の力で食べていると、食べこぼすことがあると思います。

そのようなときも、汚れが付きにくい素材や上張りを外して洗えたりする素材のものを選ぶとよいでしょう。

玄関で靴を履くときの椅子

ワンタッチで高さが調整できる椅子は、玄関で靴を脱ぎ履きするときも有効です。

また、座面が回転すると便利です。

高齢になって足腰が弱くなると、立ち上がりが困難になることがあります。

一般的な段差のある日本家屋を想像してみてください。玄関から屋内に上がるとき、段差がありますよね。

例えば外出するときは、椅子に座って靴を履いた後、立ち上がりやすいところまで高さを下げることができます。

逆に帰宅した時も、靴を脱いだ後方向転換してまた立ち上がりやすいところまで高さを調整することができます。

回転する座面は方向転換に便利ですが、逆に座ろうと手をついたときにクルっと回って転倒してしまうリスクもありますので、その点は注意が必要です。

入浴用の椅子

入浴で使用する介護用椅子は、大きく分けて「自力もしくは一部介助での歩行ができるか」によって2種類に分けられます。

まず、自力もしくは一部介助での歩行ができる場合に使用するのが「シャワーチェア」と呼ばれる道具です。

滑り止めが脚部についていたり、体が触れる部分は柔らかく冷感を感じにくい素材が使われていたり、ひじ掛けが跳ね上げられたりするもの等があります。

使用者の身体状態によって使い分けましょう。

歩行ができない場合に使用するのが「シャワーキャリー」です。簡単に言えば、お風呂用の車椅子ですね。

前述のシャワーチェアと車椅子を組み合わせたような用具です。

これは導入にあたっては、要介護者の身体状態はもちろん、実際の浴室内で取り回しがスムーズにできるかを事前に確認する必要があります。

例えば自室から脱衣してそのまま浴室へ・・・という使い方も想定されるので、その動線内がスムーズに移動できるかも確認しておくといいでしょう。

介護用の椅子の種類(機能別)

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では、次に介護用椅子が有する各種機能にどのような効果があるのか解説していきます。

高さの調整ができる

身長や足の長さはそれぞれ一人一人違いますよね。

さらに高齢者や要介護者ともなれば、関節の拘縮や変形、筋力の減退などによって座位を適切に保つことができない場合があります。

そのときに有効なのが高さ調整機能です。

座位を安定させるための基本のひとつに、「しっかり両足の足底が床につくこと」があります。高さ変更ができれば、このポイントをカバーするための調整に役立ちます。

また、移乗動作や立ち上がりの際にも高さ調整は役立ちます。

やや高めにすると立ち上がりし易くなりますし、逆に車椅子から椅子に移乗する際に車椅子の座面より低くすると移乗の際に介護者への身体的負担を減らすことができます。

リクライニングができる

リクライニングとは、背もたれの角度調整ができる機能を指します。

長距離の移動の際、電車やバスの椅子の角度を変えて座っているとゆったりできますよね。体力が落ちている要介護者にとっても、この機能はとてもありがたいものです。これとは別にチルトと言い、背もたれだけでなく背もたれ・座面・フットサポート全体の角度を変える機能を持つ車椅子もあります。

立ち上がりに優しい

介護者が負担に感じる身体介護の一つに、移乗動作の介助があります。

これは要介護者を抱え上げながら立ち上がらせ、体をひねって向きを変え、車椅子に移すといった介助です。

こういった介護の支援となるのが立ち上がり支援機能です。

立ち上がる際に座面が上がることによって、椅子からの立ち上がりを支援してくれるのです。

要介護者が自分の力で立ち上がることができれば、介護者にとっての身体的負担も減りますね。

介護を受ける側にとっても、引っ張り上げられるような不快感がなくなります。

折りたたみができる

折りたたみができれば、使わないときに収納スペースが小さくて済みます。

また、車に積んで外出先で使用するなどといった使い方もできます。

まとめ

減免の申請について
介護のコツは、「介護する側もされる側も楽な方法を考える」という点です。

これを実践するためには、今回紹介したような介護用の椅子を有効に活用することがポイントになります。

介護が楽になれば介護者の負担も減りますし、要介護者にとっても不安感や苦痛が緩和されます。

介護保険対応の用品を取り扱っているショップには、「福祉用具専門相談員」という専門家がいます。

気軽に相談にのってくれ、あなたに合った用具をお勧めしてくれます。

また、今回紹介した用具は介護保険制度上の福祉用具貸与や特定福祉用具購入といったサービスを活用することで安く導入することができるものもあります。

ぜきお気軽に、お近くの福祉用具ショップを覗いてみてくださいね。

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