この記事では人気の電動車椅子について紹介しています。
加齢による身体機能の衰えや事故などによって歩行が困難になった方にとって、移動手段として欠かせないのが車椅子です。
介護の現場でも車椅子は数多く使用されていますが、その中でも電動の車椅子というのは軽介護度の方にとっては相棒ともいえる存在では内でしょうか。
ここでは人気の電動車椅子おススメ9選を紹介していきますので、電動車椅子の導入を検討されている方は是非参考にしてみてください。
電動車椅子の特徴について
電動車椅子とは電動モーターを原動力としている車椅子のことで、一般的な車椅子の操作を自力で行うことができない方に適しているといえます。
また、電動用車椅子は道路交通法においては歩行者扱いとなりますので運転免許証がなくても操作することが可能になっています。
この電動車椅子には利用者が自分で操作する「自操用」と介助者の手助けが必要になる「介助用」に分類することが可能になっています。
「自操用」には標準型、簡易型、ハンドル型という種類があり、標準型とはジョイスティックを上下左右に動かして操作するもので、簡易型とは一般的な車椅子にモーターとバッテリーを搭載したもののことをいいます。
ハンドル式の電動車椅子はシニアカーや電動カートとも呼ばれるもので、アクセルレバーによって加速や減速を行うものです。
一方「介助用」ですが、上り坂ではモーターによるアシストがされたり、下り坂ではブレーキが効いたりというような介助を行う方が車椅子を扱う際の負担を軽減することができるような機能が搭載されている車椅子です。
電動車椅子は従来の車椅子のように自分の手でこぐ必要がありませんので、身体機能が衰えてしまっている方でも使用することができるということが大きな特徴となっており、生活範囲が広がりますので家に閉じこもりがちになることを防ぐことができます。
また、この電動車椅子は要介護認定を受けている方には介護保険が適用されますので、安い自己負担でレンタルすることも可能になっています。
おススメその① 電動車椅子 scooterd07blue
家庭用電源で充電することが可能になっている電動車椅子で、わかりやすい操作方法となっており、操作になれれば簡単に操れるようになります。
また、シートとハンドルは位置調節が可能になっている他、利用者の体格に合わせて微調整することができます。
さらに肘掛けを跳ね上げることが可能になっており、シートを回転させることによってスムーズな移乗が可能になっています。
おススメその② 電動車椅子 scooterd01gr
こちらはその①で紹介した電動車椅子のグレーバージョンです。
運転レバーを引くと発進し、手を離すと停止するというわかりやすい操作方法となっており、運転に慣れれば簡単に操作することができるようになります。
実用性を考慮した作りになっており、折りたたむこともできますので、車のトランクに乗せて持ち運ぶことも可能になっている他、万が一運転中に障害物とぶつかってしまった場合の衝撃を軽減してくれる設計にもなっています。
おススメその③ 電動車椅子 scooters02red
家庭用電源で充電することができる電動車椅子となっており、ダイヤルを亀のマークに近づけると速度が遅くなり、ウサギのマークに近づけると速度が速くなるというように操作方法がわかりやすくなっています。
シートを利用する方の体格に合わせることができる他、肘置きを跳ね上げることでスムーズな移乗が可能になります。
また、折りたたむことによって車のトランクに収納することができるサイズになりますので、旅先や買い物に持って行くこともでき、利用者の行動範囲を広げることができます。
おススメその④ スーパーボルカー SPX-4500
こちらの電動車椅子はゆったりとしたボディサイズであり、利用者のことを第一に考えた様々な機能が搭載されています。
操作が簡単なのはもちろんですが、高位置ウインカー、LEDヘッドランプ、ハイマウントランプといった被視認性を向上させることができる機能の他、大容量のバスケットや巻き取り式の充電コードなどが搭載されています。
また、タイヤも大型のため走行性能高くなっている他、上質な乗り心地を実現することが可能になっています。
おススメその⑤ ハンガー産業 BEST LIFE
こちらは誰でも操作することができるようにシンプルなデザインにこだわった電動車椅子です。
利用者の安全性を最優先として設計されており、フロントにはLEDのヘッドライトとウインカーが付いているので周囲から認識されやすくなっています。
また、抜群の走行性能を誇っており、坂道などもスイスイと上ることが可能になっています。
折りたたんで持ち運ぶことも可能になっているため、この電動車椅子は歩行が困難な方の歩行をサポートするというものよりも毎日乗りたくなるような楽しい乗り物という感じで利用することができます。
おススメその⑥ アテックス 電動車椅子 マイピア BT4B
この電動車椅子は家庭用の100Vコンセントにプラグを差し込むだけで簡単に充電することができ、充電用のプラグもハンドル下に内蔵されているため腰をかがめることなくラクラク充電することができます。
操作性も簡単なものとなっており、引き上げ式アクセルレバーを採用しているので安心です。
また、緊急コールボタンが搭載されており、長押しすると「助けてください」という音声が流れるので万が一のことがあっても安心です。
おススメその⑦ カワムラサイクルロマンスゴールド KE43
こちらは軽量かつコンパクトな設計の電動車椅子となっています。
座面が前後にスライドする上左右に回転するため、利用者の体格に合わせることができる他、スムーズな移乗が可能になっています。
また、コーナリング自動減速機能が搭載されているため、カーブを曲がる際に自動的に減速する他、オートパワーオフ機能により15分以上の操作がなければ自動的に電源が切れる、アクセルレバーを強く握ると非常停止するなどの機能が搭載されているので安心して利用することが可能になっています。
おススメその⑧ スズキ セニアカー
こちらの電動車椅子ですが連続走行距離が33㎞と長くなっており、サスペンションの付いた4輪タイプなので長時間の安定した走りが可能になっています。
大型のバスケットが最初から付いており、連続走行距離も長いので買い物や公園への散歩、通院など様々な用途で利用することが可能になっており、一台あるだけで引きこもりがちな高齢者の外出意欲を向上させることもできます。
おススメその⑨ アクセス製 電動シニアカー パセリ2
簡単な操作性が特徴となっている電動車椅子で、ハンドル、操作スイッチ、前後進レバー、ハンドブレーキといった見た目の直感で操作することができるようなレイアウトとアイコンとなっています。
また、座面をスライドさせることができるレバーや座面を回転させることができるレバーが搭載されており、利用者の体格に合わせ得ることができる他、移乗もスムーズに行うことが可能になっています。
まとめ
ここまで人気の電動車椅子について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
紹介してきたように電動車椅子には様々な種類があります。
電動車椅子は自力で歩行することが困難になっている方にとっては生活範囲を広げることができるものである上に、普段介助を行っている方の介助による負担を軽減することができるというすばらしいものですが、値段は安いとはいえず購入するとなると高額な出費を覚悟しなければなりません。
しかし、介護保険では要介護認定を受けていればレンタルすることも可能になっていますので、最初はレンタルから利用を開始して、ずっとこの電動車椅子を使い続けたいと思ったら購入するというのもいいもしれません。
その際にはこの記事で紹介してきた電動車椅子も是非参考にしていただければと思います。