この記事では軽介護高齢者の便利アイテムとして台所で使用することができる椅子を10脚紹介しています。
台所というと基本的には立ちっぱなしで作業を行う場所となっていますが、歳を重ねていくと台所で立ったまま長時間の作業を行うことがつらくなってきますし、腰などが悪くなってしまっている高齢の方は特に大きな悩みとなっているかと思います。
そのような方におすすめなのが、台所で使用する椅子であるキッチンチェアーです。
ここでは軽介護高齢者の便利アイテムとして、台所で使用することができる椅子を7脚紹介していきますので、立ったままでの炊事がつらい方や腰を悪くしている方などは是非参考にしてみてください。
炊事と腰痛の関係について
一般的に腰痛になりやすいとされている方は立ったまま、もしくは同じ姿勢で長時間の作業を行う方、重いものの上げ下げを頻繁に行う方といわれています。
炊事というと基本的に立ったままで行うものですが、長時間立ちっぱなしだと腰痛が起こりやすくなることには人間の進化が大きく関係しているといわれています。
人間は進化のすえ2本の足で歩行するようになりましたが、その進化の過程で背骨がS字型に湾曲してしまい、腰に負担がかかりやすいかたちになってしまったのです。
このため、同じ多姿勢での作業となる炊事は腰痛と密接に関係しているといえます。
また、キッチンが低く、長時間かがんだままで作業を行っていると腰痛を発症してしまうリスクが高まりますので注意が必要になってきます。
炊事の際のこのような悩みを解決することが可能になっているのがキッチンチェアーであり、椅子に座って作業を行うことによって腰にかかる負担を軽減することが可能になります。
ここからはおすすめのキッチンチェアーを紹介していきます。
おススメその① 山善サイバーコム 小回りチェアー
こちらもキャスターが付いているため小回りがきくのでキッチンで大活躍する椅子です。
より立ったままに近い高さを維持するために座面の高さを通常の椅子と比べて最大時で19㎝高めに設定しています。
また、座面の高さを調節することも可能になっており、座面の高さを55~68㎝の間で調節することができます。
おススメその② キッチンチェアー 折りたたみ式
こちらのチェアーはここまで紹介してきたものとは違い、折りたたむことができるということが最大の特徴となっています。
このためコンパクトに収納することもできます。
また、座面の高さが無段階に調節可能になっているため、利用する方に合わせることが可能になっている他、座面には適度な弾力とクッション性と弾力があるので長時間座っていても疲れにくくなっています。
おススメその③ カウンターチェアー キャスター付
こちらのチェアーもキャスターが付いているタイプとなっており、スムーズに移動することが可能になっています。
キャスターにはPUキャスターが採用されているので、床を傷つけにくくなっています。
また、座面にはソフトレザーが採用されているため座りやすくなっており、座面下のレバーで高さの調節も簡単に行うことができます。
おススメその④ 丸椅子ハイタイプ EEX-CH56
こちらの商品の最大の特徴はそのシンプルなデザインです。
シンプルなデザインのためキッチンやカウンターだけではなくオフィスなどでも使用できます。
座面の高さを座面下のレバーで調節することができ、一般的なチェアーよりも高くすることが可能になっています。
また、座面の張地が布地なので、長時間使用しても蒸れにくくなっています。
おススメその⑤ キャスターチェアー KY-B300
こちらもキャスター付きのチェアーとなっており、安定感のある5つのキャスターがキッチンでの作業をアシストしてくれます。
また、座面の調節機能もついており、48~64㎝まで座面下に付いているレバーで簡単に調節することが可能になっています。
おススメその⑥ キッチン バーチェアー
こちらはここまで紹介してきた多くのチェアーとは違いキャスターが付いていないタイプとなっており、しっかりとした木製の脚が目を引きます。
また、あまり柔らかすぎない座面となっており、安定感のある座り心地を実現しています。
シンプルなデザインとなっているので、様々なインテリアともマッチするのもポイントです。
おススメその⑦ 大山家具 smtb-MS
こちらはここまで紹介してきたチェアーとは異なり、籐(ラタン)を使用しているため軽くて持ち運びもラクラクです。
座面部分は籐アジロ編みとなっており、やさしいテイストのスツールとなっています。
また、高さがありますので、台所での利用だけではなくハイカウンターなどでも使用することができます。
まとめ
ここまで軽介護高齢者の便利アイテムとして台所で使用することができる椅子を10脚紹介して来ましたがいかがでしたでしょうか?
炊事というものはキッチンで立ちっぱなしで行うことになりますが、長時間立ちっぱなしの体制での作業を行っていると腰に負担がかかることになり、結果として腰痛を発症してしまう可能性が高くなります。
また、腰痛持ちの方や身体機能が衰えている方の中にはキッチンでの炊事がつらいと感じている方も多いと思います。
そのような方々に是非利用してほしいのがこの記事で紹介してきたようなキッチンチェアーであり、キッチンチェアーを使用することによって腰にかかる負担を軽減することが可能になり、腰痛持ちの方や身体機能が衰えている方でも楽にキッチンでの作業を行うことが可能になります。
紹介してきたようにキッチンチェアーには様々な種類があります。
スムーズに移動することができるようにキャスターが付いているもの、座面が回転するもの、座面の高さを調節することができるものなど多種多様です。
この記事ではキッチンチェアーを10脚紹介してきましたが、ここで紹介してきたもの以外にも様々なキッチンチェアーがありますので、自分の体型や使用することになるキッチンのスペースなども考慮しながら自分自身にピッタリのチェアーを探してみてください。