この記事では在宅での介護の味方となるお風呂を安全にする椅子やマットを10商品紹介しています。
入浴というのは暮らしの中での楽しみの1つであり、高齢者の中にも毎日の入浴を楽しみにされている方はたくさんいます。
ただ、一般的に浴室という場所は滑りやすくなっており、転倒などの事故が起こりやすくなっているため、在宅での介護を行っている際には入浴に関する動作にかかる負担を軽減してくれたりする福祉用具を使用する必要があります。
ここでは在宅での介護の味方となるお風呂を安全にする椅子やマットを10商品紹介していきますので、在宅での介護を始めることになったという方などは是非参考にしてみてください。
浴室内の事故と福祉用具について
入浴というのは生活の中の1つの楽しみであると同時に、身体を清潔に保つためにも重要になってくるものです。
ただ、浴室は様々な事故が起こりうる危険が潜んでいる場所ですので、介護が必要な方などは入浴する際の動作を補助してくれるような福祉用具を使用する必要があります。
このような福祉用具を使用すると、入浴にともなう様々な動作をスムーズに行うことができるようになります。
また、段差が多く滑りやすくなっている浴室は転倒の危険が非常に高い環境となっていますが、そのような環境である浴室で福祉用具を使用することによって転倒しづらい環境を作り出すことが可能になります。
さらに、これらの福祉用具を使用すると介護が必要な状態の方がスムーズに入浴することができるだけではなく、普段入浴に関する介護を行っている方の介護による負担を軽減することも可能になります。
おすすめ① リッチェル 腰かけソフトマット
こちらはお風呂用の椅子の上に敷く座面マットとなります。お風呂用の椅子というのは、そのままで使用しているとお尻が痛くなってくることがありますが、この座面シートには程よいクッション性がありますので、長時間椅子に腰掛けていてもお尻が痛くならないようになっています。また、どのような浴室用椅子にもフィットするように設計されており、座面にピッタリと吸着するような加工が施されていますので滑ったりする心配もなく安心して使用することができるようになっています。
おすすめ② 幸和製作所 テイコブ安全浴槽台
こちらは浴槽内椅子もしくは浴槽へ入るための踏み台として使用することができる商品となっています。滑り止めが付いていますので、浴槽台への尾ぼり折りの際に滑って転倒してしまうというリスクを大幅に軽減することが可能になっています。また、脚のパイプは高さを調節することができるようになっており、天板は簡単に取り外すことが可能になっているため手入れもラクラクです。
おすすめ③ お風呂椅子 5段高さ調節機能付きシャワーチェアー
こちらは5段階の高さ調節が可能になっているシャワーチェアーです。座面の高さを調節することが可能になっているため、利用者の体格に合わせて使用することができるようになっています。また、脚先にはゴムキャップが付いているため滑りにくく、座面には水をはじくEVA樹脂製のマットが採用されているためお手入れも容易になっています。
おすすめ④ 安寿 折りたたみシャワーベンチHPフィット
こちらのシャワーベンチですが、折りたたむことができることが最大の特徴となっており、折りたたむことができることによって狭いスペースでも収納することが可能になっています。また、座面にU字の溝がありますので、その部分にシャワーを差し込むことによって普段洗いにくい局部を洗うことが可能になっています。
おすすめ⑤ らくらく回転チェア
こちらのシャワーチェアーの最大の特徴は座面が360度回転するということです。座面が360度に回転することによって、身体の向きを簡単に変えることができますので、浴室内での移動をスムーズに行うことが可能になっています。また、シャワーチェアーの脚はプッシュボタン式で高さを調節することができるようになっていますので、座面の高さを利用者の好みに合わせることも可能になっています。
おすすめ⑥ 介護用滑り止めマット
こちらは浴室の床に敷くことによって滑り止めの効果があるというマットです。マットの幅が3mmとなっていますので、マットと床の段差がなめらかになっているためつまずきにくく、安心して使用することができるようになっています。また、水抜き穴が付いていますので沈めやすく引き上げやすいという特徴がある他、水抜き穴があることによって水はけが良く、滑りにくくなっています。
おすすめ⑦ 浴槽安全ステップ
こちらは工事不要で簡単に取り付けることが可能になっている、浴槽内への出入りをサポートする浴槽ステップです。この浴槽ステップは吸盤で取り付けるタイプではなく、浴槽の縁に引っかけて使用するタイプとなっているため、利用者が脚を掛けても踏み台が動かず安心して利用することが可能になっています。また、浴槽内への出入りだけではなく浴槽内での腰掛けとしても利用することができます。
おすすめ⑧ 安寿 高さ調節付浴槽台
こちらは浴槽内で使用する浴槽台です。脚先には強力な二重吸盤が付いていますので、浴槽内にお湯を張った後でもしっかりと吸着します。強力な吸盤ですが、吸着オープナーが付いていますので、使用後は無理なく吸盤を介助することが可能になっています。また、座面の高さを超冊する機能が付いている他、プラスチック製ですので楽に扱うことができるという利点もあります。
おすすめ⑨ 回転式シャワーベンチ
こちらは座面が360度回転するシャワーベンチとなっています。座面のレバーを持ち上げることによって座面が回転しますので、浴室内でベンチに座ったまま身体の向きを変えることが可能になっています。また、座面の高さも55㎝まで調節することが可能になっているため、利用者の好みに合わせることができます。座面のマットはソフトなポリウレタン素材でできており、取り外すこともできますので丸洗いすることが可能になっています。
おすすめ⑩ スノコちょうせい君
こちらは浴室の洗い場に設置するスノコになっています。スノコの高さは調節可能になっており、利用する浴室に合わせることができます。また、天板には滑り止め加工が施されていますので、滑りやすいといわれる浴室での転倒を防ぐ効果が期待できます。樹脂製スノコであるため衛生的に使用することができます。
まとめ
ここまで在宅での介護の味方となるお風呂を安全にする椅子やマットを10商品紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
解説してきたように浴室というのは様々な事故の危険をはらんでいる場所であり、特に転倒での怪我などが多い場所となっています。
そのため、在宅で介護を行っており、介護が必要な方などが入浴する際には、その方の入浴動作をサポートするような福祉用具を使用する必要があります。
この記事では様々な入浴に関する福祉用具を紹介してきました。
福祉用具は利用することによって要介護者の入浴動作をサポートするだけではなく、介護を行っている方の負担も軽減してくれますので、是非この記事を参考にしていただいて要介護者の状態に合わせた福祉用具を使用してみてください。