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介護保険でのベッドレンタルの選び方は?抑えておきたい3つのポイント!

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まとめ
この記事では介護保険を利用したベッドレンタルにおけるベッドの選び方について、また、押さえておきたい3つのポイントについても解説しています。

介護保険には様々な介護保険サービスがありますが、在宅での介護に必要となる福祉用具をレンタルすることができる福祉用具貸与というサービスがあります。

このサービスでは介護保険を利用して様々な福祉用具をレンタルすることが可能になっているのですが、その中に介護ベッドも含まれています。

介護ベッドを初めて使用するという方の中にはどのようなものを選べばいいのか分からないという方も多いかと思います。

ここでは介護保険を利用したベッドレンタルにおけるベッドの選び方について、また、押さえておきたい3つのポイントについても解説していきますので、興味のある方は是非ご覧ください。

福祉用具貸与でベッドをレンタルしよう! 

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福祉用具とは介護が必要な方が、これまで住み慣れた自宅において安心した生活を送ることができるように、そして、自宅で介護を行うことになる家族の身体的負担を軽減するために使用される用具のことをいいます。

介護保険には様々な介護保険サービスがありますが、その中の1つに「福祉用具貸与」というサービスがあり、介護保険を利用して介護ベッドをレンタルすることも可能になっています。

ただ、注意してほしいのが要介護度です。介護保険サービス(介護予防サービス)を利用するためには要介護認定において「要支援1・2」または「要介護1~5」と判定される必要があります。

福祉用具貸与の対象となっている福祉用具は全部で13種目となっていますが、それぞれの福祉用具にレンタルすることができる要介護度の基準が設けられており、それを下回っている場合はレンタルすることができなくなっています。

多くの福祉用具が要介護2以上の方が対象となっており、介護ベッドも要介護2~5の方を対象としていますので、要支援1・2及び要介護1の方は福祉用具貸与で介護ベッドをレンタルすることはできませんので注意してください。

介護ベッドで生活の質を高める!?

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介護ベッドを利用すると、自力で身体の向きを変えたり、身体を起こしたりすることができない利用者でもそれらの動作を行いやすくなり、それに伴って車椅子への移動なども容易になります。

このため、介護ベッドを利用することによって普段できなかったことができやすくなるため生活の質を高めることが可能になっています。

また、寝たきりの利用者であっても、介護ベッドには背中や膝などを押し上げてくれる機能が搭載されているものもありますので、その機能を利用することによって血流を良くすることが可能になっており、同じ姿勢で寝たきり状態になるということを防ぐことも可能になっています。

介護ベッドの機能


先程の項目でも少し触れましたが、介護ベッドには利用者のことを考えた様々な機能が搭載されています。

ここでは多くの介護ベッドに搭載されている3つの機能について解説していきます。

その① 背上げ機能について

背上げ機能とは、利用者がベッドの上で身体を起こしたいというときに利用する機能で、ベッドの背もたれを任意の高さまで上げることができる機能のことをいいます。

この機能を利用することによってベッドの上で食事をとることができたり、ベッドからの移動をスムーズに行うことができるようになります。

その② 高さ調整機能について

高さ調節機能とは、その名の通りベッド自体の高さを調節する機能です。

この機能を利用することによって、利用者がベッドからおりる際に立ち上がりやすい高さに調節することができる他、車椅子からベッドへの移乗も楽に行うことが可能になるため介護を行っている方の負担を軽減することができます。

その③ 膝上げ機能について

膝上げ機能とはベッドの膝の部分を持ち上げるという機能です。

寝たきりの方などはベッドの上で長時間同じ姿勢でいることが多いため、血流が悪くなりがちですが、この機能や背上げ機能を使うことによって圧迫感を軽減することが可能になっており、足のむくみ防止なども期待することができます。

介護ベッドの種類

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先程の項目では介護ベッドの機能について解説してきましたが、ここでは介護ベッドの種類について解説していきます。

介護ベッドは搭載されているモーターの数によって以下のような種類に分けることができます。

その① 1モーター式

このベッドは背上げ機能か高さ調節機能のいずれかが搭載されているタイプとなります。

基本的に細かい調整を行うことは難しいですが、ある程度自力で身体を動かすことができる方の起き上がり補助を目的として使用するのに適している介護ベッドであるといえます。

その② 2モーター式

このベッドは背上げ機能と高さ調節機能の双方が搭載されているタイプとなります。

背上げ機能に連動する形の膝上げ機能が付いている場合も多く、自力での起き上がりや立ち上がりに不安があるという方に適している介護ベッドといえます。

その③ 3モーター式

このベッドは背上げ機能・高さ調節機能・膝上げ機能の全てが搭載されているタイプとなります。

全ての機能が搭載されているため、個別に細かな調整が可能になっており、ベッドで過ごす時間が長い方や自力で寝返りを打つことが難しいという方などに適している介護ベッドといえます。

その④ 4モーター式

このベッドは背上げ機能・高さ調節機能・膝上げ機能の他に、肩の部分を傾けて寝返りの補助を行うことができる機能が搭載されている比較的新しいタイプとなります。

それぞれの機能が独立しているので細かな調節が可能になっていますが、機能が増えている分操作が煩雑になっていることが難点となっています。

その⑤ 1+1モーター式

このベッドは2モーター式のベッドとは異なり、背上げ機能と膝上げ機能が搭載されているタイプとなります。

それぞれの機能を単独で操作することが可能になっていますので、細かな調節が可能になっています。

ただ、このタイプのベッドには高さ調節機能が搭載されていない場合がありますので注意してください。

選び方のポイント


ここまで介護ベッドに搭載されている機能や種類について解説してきましたが、ここでは最も重要な選び方のポイントについて解説していきます。

その① サイズ

介護ベッドを選ぶ際に重要になってくるのがサイズです。

利用者の身体の大きさやベッドを設置することになる部屋の大きさを十分に考慮した上で介護ベッドは選択する必要があります。

介護ベッドというものは、壁に密着させずに10㎝程度壁から離す必要がありますので、いざ設置するという段階になって困ることがないように十分注意してください。

その② 付属品

介護ベッドを選ぶ際には、利用者の要介護度に応じて必要になってくるベッド周りの付属品についても確認する必要があります。

この付属品には手すり、専用のテーブル、マットレス、移乗用のボード等がありますので、必要に応じてそろえるようにしてください。

その③ マットレス

付属品の項目でも出てきましたが、マットレスには様々な硬さがありますので、利用者の身体状況に合わせた適切な硬さを選択する必要があります。

ある程度自力で移動することができる方には適度な硬さのマットレスを、ベッドから車椅子への移乗に介助が必要な方には適度な硬さがあり、なおかつ姿勢を安定させやすい縁がしっかりしているマットレスを、寝たきりの方には床ずれを防止するために体圧分散マットレスを選択するといいでしょう。

また、硬さ以外には通気性、抗菌加工・撥水加工の有無、丸洗い可能かどうかなどが選択する際のポイントになります。

まとめ

まとめ
ここまで介護保険を利用したベッドレンタルにおけるベッドの選び方について、また、押さえておきたい3つのポイントについても解説してきましたがいかがでしたでしょうか。

解説してきたように介護ベッドといってもたくさんの種類があり、様々な機能が搭載されている最新式のものもあれば、限られた機能しか搭載されていないものもありますが、機能がたくさん付いているからいいというものではありません。

介護ベッドをレンタルする際には利用者の身体状況を踏まえた上で、利用者にとって最適なベッドを選択する必要があります。

世の中には様々な介護ベッドが存在していますので、その中から利用者に最適なものを見つけ出すというのは難しいことかもしれませんが、ベッドとは日常生活を送る上で重要なものとなりますのでしっかりと検討して納得するものを選ぶようにしたいですね。

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