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訪問看護には看護師以外に理学療法士も来てもられる!

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訪問看護には看護師以外に理学療法士も来てもられる!

看護師などの医療従事者が自宅に来訪しサービスの提供を行う、「訪問看護」では医療的な処置のほかにリハビリを受けることができます。

「訪問看護」でリハビリを行うのは看護師ではなく、「理学療法士」などの医療従事者になります。

今回は「訪問看護」でのリハビリと「理学療法士」について、解説してきます。

訪問看護のサービス内容は?

訪問看護のサービス内容は?

「訪問看護」では身体の清拭や、食事の介助などの「身体介護」を受けることができます。

そのほかにも医療的な処置やリハビリを受けることが可能です。

医療的な処置はホームヘルパーが自宅に来訪する「訪問介護」では対応できません。

これらのサービスの他にも、ご家族に対して療養上のアドバイスや、相談事の受付も行っています。

具体的に身体介護や医療的な処置は、どのようなことをしてくれるの

療養上の生活に必要な身体の清拭や入浴介助、食事の介助などが「身体介護」にあたります。

医療的な処置は病気や障害の状態、血圧、体温などの身体状況の観察から、主治医の指示による注射や点滴、床ずれの処置などです。

また在宅酸素や人工呼吸器など、医療機器の管理や末期がん、終末期の方が安心して自宅で過ごせるよう行う、ターミナルケアなども「訪問看護」で受けることができます。

訪問看護ではリハビリも受けられる

「訪問看護」で行われるリハビリは、筋力低下の予防や拘縮の予防を目的として行われます。

具体的には歩行訓練や全身運動、トイレや更衣、入浴など、日常生活を送る上で必要になる基本的な動作を練習になります。

訪問看護は看護師以外にも来訪可能!

訪問看護は看護師以外にも来訪可能!
「訪問看護」では看護師以外にも「理学療法士」や「作業療法士」、「言語聴覚士」などの医療従事者の来訪することがあります。

身体介護や医療的な処置を希望するのであれば、来訪のは看護師などの医療従事者です。

それに対して「訪問看護」でリハビリを受ける場合には、「理学療法士」や「作業療法士」、「言語聴覚士」が来訪することになります。

「理学療法士」は歩く、横になる、座るなどの基本的な動作能力の回復を図るために、リハビリを行う専門職です。

「理学療法士」については、次の項目で詳しく解説していきます。

「作業療法士」は障害がある人が日常生活を送る上で必要になる、「応用動作」の回復を目的とします。

「応用動作」とは料理や洗濯、家事動作などの応用的な動作を指します。

日常動作をはじめとして、手工芸や遊び、運動などの「作業」を通じて、身体機能の回復を図ります。

「言語聴覚士」は話すことや聞くこと、食べることに障害を持った方に対してリハビリを行います。

具体的には発音の仕方や質問に対しての返答、食べ物の飲み込み方の指導・訓練を行います。

理学療法士とは一体どのようなことをする人?

理学療法士とは一体どのようなことをする人?
「理学療法士」は病気やけが、高齢を原因として身体に障害を持つ方に対し、リハビリを受け持つ専門職です。

「理学療法士」になるには、国家試験に合格した者が厚生労働大臣から免許を受ける必要があります。

寝返る、起き上がる、そして立ち上がるなどの日常生活で必要な動作の機能回復をサポートします。

リハビリの内容ですが、歩行練習や関節可動域の練習の他に寝返り、起き上がり、そして立ち座りなどの練習を行います。

「理学療法士」を一言で言い表すならば、動作のスペシャリストとなるでしょう。

理学療法士によって自宅でもリハビリ可能

理学療法士によって自宅でもリハビリ可能

これまで紹介してきたように「訪問看護」で「理学療法士」が来訪すれば、自宅にいながらリハビリを行えます。

寝たきりで外出することが難しい方や、個別のリハビリを希望する方に適したリハビリの方法と言えます。

一方、基本的に自宅などの生活拠点でのリハビリとなるため、自分で所有してしていない限り、リハビリ用の専門機器を用いたリハビリは行えません。

また外出し施設でのリハビリを行うのであれば、他の利用者との交流が図れ気分転換になりますが、「訪問看護」でのリハビリではそういうわけにはいかない点にも注意が必要です。

「訪問看護」でリハビリを行うときにリハビリの内容や、「訪問看護」そのものについて要望等がある場合には、「訪問看護」を提供している事業所へ確認するとよいでしょう。

理学療法士の訪問では値段が変わる?

理学療法士の訪問では値段が変わる?
「理学療法士」が来訪した「訪問看護」では、利用する保険によって利用料金が異なることがあります。

医療保険で「訪問看護」のリハビリを利用した場合

「医療保険」で「訪問看護」のリハビリを利用した場合では、看護師が来訪した時と比較して原則的に利用料金の違いはありません。

具体的な基本料金は次の通りです。

医療保険で「訪問看護」のリハビリを利用した場合

しかし利用者本人の状況や医療機器などの利用によって加算が発生する可能性がありますので、利用料金について不明な点があれば、「訪問看護」を提供している事業所へ確認することを強くおすすめします。

介護保険で「訪問看護」のリハビリを利用した場合

「介護保険」で「訪問看護」を利用した場合、来訪するのが看護師か、「理学療法士」や「作業療法士」などかで基本料金が異なります。

具体的な基本料金は次の通りです。

【看護師が来訪(1回につき)】

介護保険で「訪問看護」のリハビリを利用した場合

【理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が来訪(1回につき)】

【理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が来訪(1回につき)】

加算についても「訪問看護」を利用したときに来訪する医療従事者によって、変わる可能性があります。

介護保険で「訪問看護」のリハビリを利用するのであれば、担当ケアマネージャーがついているでしょうから、利用料金に関して「訪問看護」を提供している事業所だけでなく、担当ケアマネージャーに確認するのも選択肢の1つです。

また「訪問看護」を利用するときに「医療保険」と「介護保険」のどちらの保険が適用になるか、わかないときは担当ケアマネージャーに確認するとよいでしょう

まとめ

まとめ
「訪問看護」のサービス内容や、「訪問看護」でリハビリを行えるかどうか、「理学療法士」について解説してきました。

外出してリハビリを行うのが難しい方でも「訪問看護」を利用すれば、自宅にいながら専門職によるリハビリを受けられることが、おわかりいただけたのではないでしょうか。

「訪問看護」には看護師だけでなく「理学療法士」も来てくれるということをまとめると

  • 「訪問看護」では身体の清拭や食事介助、医療的な処置だけでなく、リハビリを受けることができる。
  • 「理学療法士」は動作の専門家であり、病気やけが、高齢を原因として身体に障害を持つ方に対して、リハビリを受け持つ。
  • 「訪問看護」を利用するときの保険が「医療保険」か「介護保険」かで、来訪者によって利用料金が異なる可能性がある。

ということがあります。

自宅にいながらリハビリを受けることができる「訪問看護」のリハビリは、寝たきりの方や外出が難しい方に適したリハビリ方法です。

そして施設でリハビリを受けるのに対して、利用者それぞれの状態に即したリハビリの内容を受けられます。

「訪問看護」でリハビリを受けるときには、リハビリの内容や利用料金など疑問に思うことがあるでしょう。

もし疑問に思うことや要望等があるのであれば、遠慮することなく担当ケアマネージャーや「訪問看護」を提供している事業所へ確認することをおすすめします。

「訪問看護」の利用に際して、疑問に思うことや要望を抱えたままでは、利用者本人や家族などの周りの方が満足のいく、「訪問看護」のリハビリを行えないと考えるためです。

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