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デイサービス初心者必見!1日の流れを予習!持って行く物は?

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この記事ではデイサービスを利用する際の1日の流れはどのような感じなのか、また、デイサービスに持っていくものにはどのようなものがあるのかということについて解説しています。

介護保険では様々なサービスが提供されていますが、その中でも高齢者に人気となっているのがデイサービス(通所介護)です。

介護保険サービスに詳しくない方であっても街中でデイサービスの看板を目にすることは多いと思いますし、何となく施設に通って介護を受けることができるものというイメージは持っているのではないでしょうか?

ただ、ざっくりとしたイメージを持っていても、実際にデイサービスを利用する際には1日がどのような流れとなっているのかについては利用したことがある本人や家族を持つ方でなければ詳しく知らないかと思います。

ここではデイサービスを利用する際の1日の流れはどのような感じなのか、また、デイサービスに持っていくものにはどのようなものがあるのかということについて解説していきますので、現在デイサービスの利用を検討しているという方やデイサービスを利用することによってどのようなスケジュールで1日が過ぎることになるのかを知りたいという方は是非この記事をごらんください。

デイサービスの1日の流れ

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デイサービス(通所介護)では日中日帰りで施設に通うことによって食事・入浴・排泄等の介助、機能訓練、レクリエーション等のサービスを受けることができ、高齢者に外出の機会を与えることによって閉じこもりの防止や孤独感の解消の他、介護を行っている家族の介護による負担を軽減することができます。

このデイサービスは介護保険サービスの中でも人気があるのですが、利用する際の1日の流れというのはどのようになっているのでしょうか?

ここではデイサービスの1日の流れについて解説していきます。

その① 送迎

デイサービスにおいて提供されるサービスの1つに送迎があります。利用する日の朝にデイサービスのスタッフが送迎車に乗って利用者宅まで迎えにきてくれます。

送迎車が迎えにきてくれることによって家族等が車を出す必要がなく、介護による負担を軽減することができます。

また、この送迎時には居宅内介助というものを行うことが可能になっており、一人暮らし等で自分で身の回りの支度ができず介助が必要な場合などには30分以内であれば電気の消灯、着替え、ベッドから車椅子への移乗、窓の施錠、戸締まり等を行うことができます。

その② 健康チェック

デイサービスセンターへ到着すると、まず看護師による健康チェックが行われます。

ここで行われる健康チェックでは体温・血圧・脈拍などの測定を行った上で、利用者の表情や声色の変化を確認してセンターでの1日が始まります。

その③ 入浴

利用者の希望によって入浴サービスの利用が可能になっており、入浴の順番はセンターに到着してすぐに行う健康チェックにおいて体調がいい方からとなります。

施設によっては複数の利用者が一度に入浴することができる大浴場だけではなく、車椅子のまま入浴することができる特殊な浴槽などを備えているところもあり、自力での入浴が可能な方だけではなく入浴に介助が必要な方まで様々な身体状況の方が入浴を楽しむことが可能になっています。

その④ 休憩

入浴をしない方や入浴を済ませた方は休憩として、他の利用者とのおしゃべりなどの他、読書・編み物等好きな時間を過ごすことができます。

その⑤ 機能訓練等

少しの休憩の後、機能訓練を行います。機能訓練とは利用者の身体機能や生活機能の維持向上を目的として行われるもので、利用する施設にもよりますが機能訓練は以下のような内容となります。

  • 運動機器を使用した機能訓練:プレステップやレッグプレスといった運動機器を使用したマシンエクササイズを行います。全ての運動機器は利用者の身体状況に応じて付加を変更することができます。
  • 平行棒を利用した機能訓練:平行棒を利用して足の機能強化や踏み台昇降などを行います。
  • 歩行訓練:利用者の歩行状態に合わせて運動プログラムの立案や歩き方のアドバイス等を行い、歩行能力の維持・改善を行います。この歩行訓練では利用者の歩行状態に応じて杖や歩行器といったものを使用することもあります。

その⑥ 昼食

機能訓練が終了して12時頃になると昼食をとります。

この昼食も施設に応じて異なってくることになり、施設によっては病院食のようなものが提供されるところもあれば、旬の食材を利用したグルメ色の強い食事を提供してくれるところもあります。

また、利用者の好みに合わせて食材をやわらかくする等の工夫を行ってくれたり、高血圧や糖尿病等の持病がある方に対してはその型に合わせた食事を提供してくれたりと柔軟な対応を行ってくれる施設も多くなってきています。

その⑦ レクリエーション等

昼食の後にはレクリエーションを行います。レクリエーションは「コミュニケーションの促進」「身体機能や脳機能の活性化」「生活の質や日常生活動作の向上」というような目的を持って行われます。

レクリエーションで行われるものには以下のようなものが挙げられます。

折り紙、塗り絵、書道、手工芸、しりとり、カラオケ、ラジオ体操、クロスワードパズル、なぞなぞ、オセロ、お菓子作り、映画上映

また、季節に合わせたレクリエーションを行っているデイサービスもあり、春にはお花見やイチゴ狩り、秋には紅葉狩りやブドウ狩りというようにその季節を感じることができる行事を楽しむことができます。

その⑧ おやつ

15時頃になるとレクリエーションを終え、1日の締めくくりとしてのおやつタイムがあり、他の利用者との歓談を行いながら一日の振り返りなどを行います。

ここではお菓子作りのレクリエーションによって作ったお菓子を食べることもあります。

その⑨ 送迎

一日の終わりには行きと同じように送迎車によって自宅まで送迎してくれます。

窓囈語には家族に対してセンターでの様子などを口頭又は連絡帳によって伝えてくれます。

デイサービスには何が必要?

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先程の項目ではデイサービスを利用した際の1日の流れについて解説しましたが、最後にデイサービスに行く際にはそのようなものが必要になるのかということについて解説していきます。

デイサービスを利用する際には以下のようなものを用意しておく必要があります。

  • 薬(内服薬、塗り薬、点眼薬等)
  • 上履き(本人が履きやすいもの)
  • 着替え(入浴を行う場合には下着、肌着、上着、靴下等)
  • タオル(バスタオルや洗身用タオル等)
  • おむつ(利用される方のみ)
  • 連絡帳

まとめ

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ここまでデイサービスを利用する際の1日の流れはどのような感じなのか、また、デイサービスに持っていくものにはどのようなものがあるのかということについて解説してきましたがいかがでしたでしょうか。

デイサービスを利用する際の1日の流れは解説してきたような流れが一般的となります。

デイサービスは普段介護を行っている家族の介護による負担の軽減も目的としていますので、送迎があることによって利用者をセンターまで送る必要がありませんので、家族にとってはありがたいですね。

また、デイサービスを利用する際には利用者によって様々な持ち物が必要になってきますので、薬を服用している方や入浴される方などは各々準備を怠らないようにしましょう。

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