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デイサービスでQOL(生活の質)を意識した介護とは?3つのポイントが左右する!?

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この記事ではデイサービスにおいてQOL(生活の質)とは一体何なのか、また、QOLを意識した介護とは一体どのようなものなのかということについて解説しています。

デイサービスは日中日帰りで介護施設に通うことによって食事・入浴・排泄の介助、レクリエーション、機能訓練などを受けることができるサービスで、数ある介護保険サービスの中でも人気の高いサービスとなっています。

ただ、デイサービスを利用する高齢者は様々であり、人によってすぐに溶け込んでデイサービスを楽しむ方もいれば、周囲になじむことができずに苦労される方もいます。

ここで気になってくるのが、周囲にうまくなじむことができない方がだんだんと元気をなくしていくということであり、このような高齢者が元気をなくしていくことは「QOL(生活の質)の低下」に原因がある場合が多いとされています。

このため、デイサービスを始めとする介護の現場でもQOLを意識した介護を行う必要があるのですが、そもそもQOLとは何なのでしょうか?

また、QOLを意識した介護とはどのようなものなのでしょうか?

ここではデイサービスにおいてQOLとは一体何なのか、また、QOLを意識した介護とは一体どのようなものなのかということについて解説していきますので、デイサービスを提供している介護事業所の方などは是非この記事を参考にしていただいてQOLを意識した介護を行っていただければと思います。

そもそもQOL(生活の質)とは何か?

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QOLとは介護の現場だけではなく、医療・看護・リハビリ・歯科医療といった様々な分野でも利用されており、「Quality of life」という英語の頭文字を取った言葉で「生活の質」と訳されます。

このQOLは一人一人の人生や生活の内容や質のことで、その人がどれほど自分らしい生活を送って、生きる喜びや楽しさを感じているのかということ尺度として捉える概念となります。

また、介護やリハビリの現場で一般的に使用されている概念にはADL(Activities of Daily Living)というものもあり、こちらは「日常生活動作と訳され、」食事・入浴・排泄といった日常生活を送る上で必要になってくる行為のことをいい、介護が必要な高齢者がどの程度自立した生活を送ることができるのかということを評価するための指標として利用されています。

QOLはADLとは違って身体的な状態がどのようなものであるのかということに着目している概念ではなく、あくまで日々の生活に対する満足度や生き甲斐というような感じでADLと対比して使用されることが多いです。

介護において「QOLが高い状態」というのは、心身共に健康であり日々の生活を楽しんでいる状態のことであり、「QOLが低い状態」の方がいればリハビリや日常生活のケア等を行ってQOLの維持・向上を行う必要があります。

このQOLを低下させてしまう要因には高齢ストレスを始めとする様々なストレスが挙げられます。高齢ストレスとはADLの低下のことであり、加齢によって身体を思うように動かすことができなくなるというような自身の高齢化を実感することによるストレスのことで、これによりQOLが低下することになります。

しかし、ADLを向上することができればこのようなストレスを改善することができるわけではなく、ADLが低くても生活に対する満足度を高めることは可能であるため、現在の介護やリハビリの現場ではADLではなくQOLを向上させることが重要であるという考え方になってきています。

ただ、QOLという概念はあくまでも高齢者本人の主観によるものですので、介護を行っている方がこの高齢者のQOLは高いと勝手に判断することはできず、その高さを正確に測定することもできません。

このため、高齢者本人にいい間現在の考えや気持ち等を答えてもらうことによってできるだけ正確に測定することが重要になってきます。

デイサービスでQOL(生活の質)を高める3つのポイント

まとめ
介護保険には様々な介護保険サービスがありますが、その中でも特に人気となっているのがデイサービスで、利用することによって食事・入浴・排泄の介助、機能訓練、レクリエーションといったサービスを受けることができます。

このデイサービスではQOLを高めるためのポイントが3つありますので、現在デイサービスの利用を検討している方やその家族の方は以下の3つのポイントに着目してみてください。

その① 食事の質

高齢者にとって食事というものは楽しみの一つとなっており、食事をとることによって自らの生活を営むエネルギーや栄養素を摂取することができます。

つまり、食事によってそれらを摂取することによって身体機能・生活機能・免疫機能を維持することができ、最終的にはQOLの維持・向上につながってきます。

このため、デイサービスでの食事の質というものは大変重要になってきます。

デイサービスにおいてQOLを高める食事というのは、香り・味付け・盛りつけの調和であるといわれており、インスタントの食品などではQOLが高まることはありません。

また、施設によっては季節を感じることができる食事の提供(節分の時期に恵方巻き等)を行っているところもあり、このような施設は食事の質が高いといえます。

その② コミュケーションの質

介護施設などに行くと高齢者がテーブルの周りを囲んでテレビを見ている場面に遭遇することが多くありますが、これではQOLが向上することはありません。

歳をとると身体機能が衰えて外出する数が減り、他者とのコミュニケーションが減少してしまいますが、他者とのコミュニケーションが減少することは認知症の原因の一つともなっているため、デイサービス等の介護施設においてはコミュニケーションの質を意識する必要があります。

このため、他者とのコミュニケーションが苦手な方に対しては積極的に声かけ等のコミュニケーションを行って安心感を与えることが重要になり、全ての利用者に対して同じような声かけではなく、利用者の正確に合わせた声かけを行うことができればさらにコミュニケーションの質を向上させることができます。

その③ レクリエーションの質

レクリエーションとは身体機能や脳機能を活性化させるために行われるものですが、このレクリエーションの質も充実した時間を過ごすことができるかの肝になりますのでQOLを高めるための重要なポイントとなります。

デイサービスで行われるレクリエーションでは他の利用者とも交流したり協力したりすることになりますので、コミュニケーションの量が増えることによって②と被るところはありますが、脳の活性化が期待できます。

また、身体機能向上のためのリハビリテーションの意味を持ったレクリエーションにおいてはADLの維持・向上も期待することができます。

このため、デイサービスを選択される際には施設が提供しているレクリエーションの内容についても注目してみてください。

まとめ

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ここまでデイサービスにおいてQOLとは一体何なのか、またQOLを意識した介護とは一体どのようなものなのかということについて解説してきましたがいかがでしたでしょうか?

解説してきたようにQOLとは「生活の質」のことであり、その方がどの程度自分らしい生活を送っているのか、生きる喜びや楽しさを感じているのかということ尺度として捉える概念となっています。

現在介護の現場ではQOLを向上させることが重要であるという考え方になってきており、デイサービスでは食事・コミュニケーション・レクリエーションの質がQOLを高めるために重要であるとされています。

ただ、このQOLは本人の主観によるものであり、他人からは分かりづらくなっているため、こまめに本人の気持ちなどを伺うようにしましょう。

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