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ショートステイでも看取り介護はできる?医師との連携は?

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この記事ではショートステイでも看取り介護を利用することができるのか、また、ショートステイにおいて看取り介護を利用する場合の医師との連携はどのように行うのかということについて解説しています。

介護保険には様々な介護保険サービスがありますが、その中の1つにショートステイというサービスがあることはご存知でしょうか?

現在は在宅介護が主流になってきていますが、在宅介護というのは介護を行う者の都合によって介護を行うことができなくなるということが起こることがあります。

そのような時に利用したいのがショートステイという介護保険サービスです。ショートステイとは「短期入所生活介護」とも呼ばれており、介護が必要な高齢者が短期間のみ介護施設に入所してサービスの提供を受けるというものです。

では、このショートステイを利用している間に、その高齢者の容態が急変した場合には他の介護施設等で行われている看取り介護を利用することはできるのでしょうか?

ここではショートステイでも看取り介護を利用することができるのか、また、ショートステイにおいて看取り介護を利用する場合の医師との連携はどのように行うのかということについて解説していきますので、ショートステイでの看取り介護について知りたいという方は是非この記事をご覧ください。

そもそもショートステイでも看取り介護は可能か?


ショートステイとは介護保険施設に短期間入所する介護保険サービスで、生活を送る上での介助を受ける「短期入所生活介護」と医療的なケアを伴う介護を受ける「短期入所療養介護」という2種類に分けられます。

ショートステイでは様々な施設サービスと同じようなサービスを受けることができるようになっており、看取り介護を受けることもできるようになっています。

ただ、「短期入所生活介護」については比較的しに身体状態が安定している方が利用するサービスとなっていますので、基本的に医療的なケア等が必要な状態の方は「短期入所療養介護」の方を利用することになり、どちらのサービスにも介護保険が適用されます。

なお、要介護認定において「要支援1・2」と判定された方については「介護予防短期入所生活介護」又は「介護予防短期入所療養介護」の利用が可能になっています。

その① ショートステイで看取り介護が必要となる状況

基本的に医療的なケアが必要な方が利用しますので、心身状態が急に悪化したりすると最悪の場合には看取り介護が必要になる場合があります。

特にショートステイを利用すると普段と違う環境に置かれるため、ストレスを感じることによって心身状態が悪化してしまう可能性が出てきます。

ショートステイで看取り介護をするための準備


ショートステイで看取り介護を行うためには以下のような様々な連携が重要になってきます。

その① 主治医との連携

看取り介護というものはショートステイを提供している施設が単独で行うことはできません。

施設の医師や24時間受診可能な医療機関の協力があって初めて行うことができる介護となっています。

看取り期に入っていることは主治医が判断して本人又は家族に説明を行いますが、本人の意思確認が難しい状態である場合には家族と対応について話し合うことになりますので、主治医との連携は非常に重要なものとなっています。

また、主治医は利用者が死亡した場合の死亡診断を行いますので、看取り介護において非常に重要な役割を担っています。

その② ショートステイ事業所内での連携

看取り介護とは他職種が連携して行うチームケアとなります。

このため、事業所内での連携は非常に重要なものとなっています。

看取り介護に関わっているスタッフは各々がどのような役割を担っているのかを十分に理解した上で、主体性を持った行動を行う必要があります。

このため、事業所内ではそれぞれのスタッフの担っている役割を明確化し、チームでのケアを円滑に進めることができるように情報交換を密に取るようにしなければなりません。

その③ ショートステイ事業所と家族の連携

看取り介護では家族との連携も重要になってきます。

できる限り家族と話す機会を設け、終末期に関してどのような願いを持っているのか、どのような不安を抱えているのかについてのイメージ・情報の共有を行うようにしなければなりません。

家族との連携を密に行うことによって、家族の気持ちに寄り添ったケアを行うことができる他、家族も本当の気持ちを伝えてくれるようになります。

その④ 死亡した際の対応[ヤ2]

利用者が死亡した際の対応ではまず、家族への連絡方法を明確化して整備しておく必要があります。

利用者はいつなくなるのか分かりませんので、緊急時の対応方法を整備しておかなければならず、夜中の対応については特に詰めた話を行っておく必要があります。

主治医による死亡確認後には家族と死亡した利用者のお別れの時間を十分に確保するようにし、エンゼルケア(死亡後の処置)を行う。

また、葬儀を行うために葬儀社と連絡を取る必要が出てきますが、この連絡については必ず家族の方と相談しながら行うようにしてください。

基本的には生活相談員等が家族からの相談に対応することが好ましいが、不在などの場合は看護職員や介護職員が対応するようにしましょう。

ショートステイで看取り介護をする際のケアプラン


ショートステイで看取り介護を受けるためには、看取り介護が組み込まれているケアプランを作成する必要がありますので、ショートステイにおいて看取り介護を希望する場合には、担当のケアマネージャーとのしっかりとした連携が必要になってきます。

看取り介護というもの自体は特別なものではなく、利用者が望んでいたことや好んでいたことを利用者の家族と共に利用者の最期が訪れるまで支援をしていくということです。

このため、看取り介護を組み込んだケアプランを作成する際には利用者の思いを最大限にくみ、それをカタチにしていく必要があります。

まとめ


ここまでショートステイでも看取り介護を利用することができるのか、また、ショートステイにおいて看取り介護を利用する場合の医師との連携はどのように行うのかということについて解説してきましたがいかがでしたでしょうか?

介護保険にはショートステイ(短期入所生活介護・短期入所療養介護)というサービスがあり、このサービスでは看取り介護を受けることが可能になっています。

ただ、看取り介護というものは他職種が連携して行うチームケアとなっており、解説してきたように様々な連携が必要になってきます。

このため、看取り介護を行う際には各方面とのコミュニケーションが重要になってきます。

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