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介護保険のグループホームでのリハビリはどこまで可能?特別な料金は必要?

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グループホームは認知症高齢者の方が少人数で共同生活を行う施設であり、在宅のように生活を行う場ですが、在宅と同じようにリハビリを受けることはできるのでしょうか?

この記事では、グループホームではどこまでのリハビリを受けることが可能なのか、詳しく解説します。

グループホームの概要


グループホームとは介護保険制度における地域密着型サービスの一つで、認知症高齢者を対象に少人数で共同生活をする施設です。

認知症高齢者が住み慣れた地域で生活を続けられるようにすることがグループホームの目的です。

グループホームに入居するには、65歳以上、要支援2または要介護1以上の認知症患者である必要があります。

また、地域密着型サービスであることから、施設と同一地域内の住居と住民票があることが求められます。

グループホームのサービスの内容は、介護保険法によると、「入浴、排泄、食事等の介護その他の日常生活の世話及び機能訓練を行う」と定義されています。

そのため、認知症ケアのできる介護職員やリハビリテーション、レクリエーションを行う職員が配置されています。

グループホームは認知症高齢者を対象とした施設なので、認知症ケア専門のスタッフが常駐していて適切な対処をしてくれます。

グループホームのリハビリについて

その① リハビリをしてくれるスタッフ

グループホームの必要人員には、リハビリ専門職は配置されていません。

そのため施設内においては、看護師や介護士がリハビリを行うことになります。

施設によっては施設間の契約で、外部からリハビリ専門職やマッサージの方などが出向している場合もあります。

その② リハビリの内容

グループホームでは、リハビリ専門職が配置されていないため、専門的、個別的なリハビリの関わりは難しく、集団での体操や散歩、生活リハビリ、手工芸、脳トレなどが主に行われています。

レクリエーションの中には、リハビリの要素を取り入れたものもあります。

その③ リハビリの料金

グループホームでは、初期費用として入居一時金や保証金を支払った上で、入居後に月額費用として生活費(居住費・食費・その他日常生活費)を負担することになります。

介護サービス費、要介護度などによって異なり、要介護度が高くなるほど、費用が高くなります。

また、グループホームにはリハビリ専門職が配置されていないため、リハビリに関する加算などは特にありません。

グループホーム以外でリハビリを受けることは可能?


介護保険には訪問リハビリや通所リハビリなどの、リハビリ専門職がリハビリを提供してくれるサービスがあります。

グループホームでリハビリを受けたい場合、これらのサービスを利用してリハビリを受けることは可能なのでしょうか?

その① 介護保険の訪問リハビリや通所リハビリ

訪問リハビリや通所リハビリはとは、介護保険制度における居宅サービスです。

居宅サービスとは、自宅で自立した日常生活を送ることができるようにするためのサービスのため、原則的には在宅で介護を受けている高齢者が利用することとなっています。

グループホームは地域密着型サービスの中の一つですが、在宅ではなく施設に分類されるため、グループホームに入所した方が介護保険の訪問リハビリや通所リハビリなどを利用することは、介護保険制度上はできません。

その② 介護保険適用外の訪問リハビリや通所リハビリ

グループホームに入所している方がどうしても訪問リハビリや通所リハビリをを利用したい場合は、介護保険制度を利用せず、自費(介護保険外の全額自己負担)で利用する場合のみ可能です。

しかしこの場合は全額自己負担となるため、かなり高額な料金になります。

グループホームでは集団体操や手工芸、脳トレなどのリハビリも提供されています。

高額な料金を払ってまでも自費でサービスを受けなくても、十分なサービスを受けられると思われます。

それでも専門的なリハビリを受けたいという場合は、グループホーム側、訪問リハビリや通所リハビリなどのリハビリを提供する側の両者に併用について相談が必要です。

まとめ

この記事では、グループホームでのリハビリについて詳しく解説しました。以下にこの記事の内容について、まとめます。

  • グループホームとは地域密着型サービスの一つで、認知症高齢者を対象に少人数で共同生活をする施設です。認知症高齢者が住み慣れた地域で生活を続けられるようにすることがグループホームの目的です。
  • グループホームにはリハビリ専門職は配置されていないため、看護師や介護士がリハビリを行います。専門的、個別的なリハビリの関わりは難しく、集団での体操やレクリエーションなどが主です。リハビリ実施に対する加算など、別途費用はかかりません。
  • グループホームは施設に分類され在宅ではないため、訪問リハビリや通所リハビリなどの居宅サービスを受けることはできません。どうしても利用したい場合は、介護保険制度を利用せず、自費(介護保険外の全額自己負担)で受けることになります。

グループホームに入所していても、訪問リハビリや通所リハビリの様な専門的なリハビリを受けたいと思う場合もあります。

全く同じレベルのリハビリをグループホームで受けられるとは言えませんが、グループホームでも集団での体操や手工芸、脳トレなどのリハビリも行われています。

高額な自費でのサービスを併用する前に、一度グループホームの様子を見学し、本当に必要なのか確認してみましょう。

また、リハビリを積極的に行いたい旨もグループホームの職員に相談してみると良いでしょう。

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