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介護施設でボランティアをする心得や留意点は?初心者でも大丈夫?

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「老人ホーム入所者のサポートに興味がある」そんな方にとって、ボランティアは介護職について知る良い機会です。

介護施設には未経験の方でも対応できる仕事がたくさんあり、また、ボランティアであるが故の有意義な役割も担うことができます。

この記事では、初心者の方が介護施設でのボランティアを始める時の心得などについて、詳しく解説していきます。

ボランティアと介護


介護施設は、高齢者の方々が家族と離れて生活する場所です。

介護度により身体状況は様々ですが、毎日の生活の中で何かしらの介護、援助が必用なお年寄が多く集まっています。

安全・安心な環境ではあるにしても、家族と離れ、住み慣れた自宅を離れ、自分で何でもやっていたころと比べれば、どうしても単調な毎日になりがち。

外部から閉ざされた環境になりがちでもあり、地域社会と何らかの形でふれあうことは、健康的な生活を送るために大切と考えられています。

そこで注目されているものがボランティアです。

普段出会わないボランティアの方々とのふれあいは、利用者の生活に良い刺激を与えてくれます。

また、介護業界では常に人手不足が問題となっていますので、ボランティアにより職員の補助業務が進めば、利用者により手厚いケアを提供することができます。

介護施設でボランティアをする心得

その① 経験や知識を活かそう

ボランティアは、自分の労力や時間を無償で提供すること。

ですので、無理をせず、まずできることから始めるとよいでしょう。

これまでの自分の経験や知識を生かして、入所者や職員の方々のために少しでも役に立つことを探してみましょう。

その② 相手を理解して活動しよう

入所者の方々との接し方は、「本人と一緒に」が基本です。

常に対等な立場に立ち、本人の意思を尊重します。

本人が「やって欲しい」と言ったら手伝ってあげるというスタンスが基本で、最初から何でもやってしまうこととは少し違います。

入所者一人一人ができること、できないことがあり、やりたいこと、やりたくないことも違います。

声をかけ、相手が求めていることは何かを理解し、ゆっくり見守ってあげることも大切です。

その③ 秘密を守ろう

人は誰でも話を聞いてもらうことがうれしいものです。

施設の入所者も同じ。おしゃべりが好きな人にはたくさんおしゃべりをしてあげて、話をたくさん聞いてあげましょう。

ただし、おしゃべりで盛り上がり、仲良くなっても、写真を撮って勝手にSNSなどにのせてはいけません。

また、個人個人の秘密は守らなければなりません。

健康状態、家族状況なども含め、個人のプライバシーは秘密厳守です。

その④ 協力の意識を持とう

どんな活動でも一人では難しいことがあります。

しかし、人と協力することでより良い結果を導き出すことができます。

介護に関しても同じ。一人でうまくいかなければ、周りの人に協力してもらいましょう。

介護施設内にはたくさんのボランティアの方がいるはずです。

協力して目的を達成できた時には、喜びも倍になるものです。

介護施設でボランティアをする留意点

その① 体調の管理をしよう

介護施設に出入りするためには、健康管理はとても大切です。

入所者は高齢の方が多いので、風邪やインフルエンザなど、若い人と比べて症状が重くなりがちです。

体の調子がよくない時には無理をせず、ボランティア活動を控えましょう。

身体的な健康面だけでなく、精神的になんとなく気分が優れない、心が落ち着かないなどという時には、入所者の方に気持ちの良い対応をしてあげられません。

そのような日はお休みしましょう。

その② 笑顔で挨拶をしよう

一日の始まりは挨拶から。

にこやかで元気な挨拶は、相手にとっても気持ちの良いものです。

入所者、職員の方々にしっかり挨拶をし、気持ちよく活動をしましょう。

その③ 相手の立場を尊重しよう

介護は相手の意思を尊重した上で成り立ちます。

上から目線で「やってあげる」のではありません。

入所者一人一人に、自分の意思、生活のリズム、生活のペースがありますし、大好きな事も、好きでないこともあります。

話したい話題も話したくない話題もあるのです。

自分がよいと思うことを押し付けるのでは、介護はうまくいきません。

相手の立場に立ち、よく考えて行動しましょう。

その④ ルールやマナーは守ろう

介護施設には、それぞれのルールが設けられています。

入所者や職員の安全、保全に関するルール、個人情報に関するルールなど、細かなものもありますので、施設の職員の指示に従いましょう。

その⑤ プライバシーに配慮しょう

介護施設内での活動では、入所者はもちろん、施設職員の個人情報に触れる機会も多いです。

個人情報漏洩は施設にとっても大きな不利益となりますので、ボランティアであっても責任をもって慎重に対応しなければなりません。

くれぐれも、第三者に不用意に話すような行為は慎みましょう。

初心者でも大丈夫?


介護ボランティアに興味があるけれど経験がない、初心者でも務まるかと悩む方もいるかもしれません。

誰でも初めは初心者ですので、勇気をだして挑戦してみてはいかがでしょうか。

初心者として以下のようなことを心がけていけば大丈夫です。

その① できる事とできない事を明確に伝える

介護施設内での仕事は幅広くあります。

一般的に入所者の身体介護は職員が行い、ボランティアの活動としては、入所者の生活の質を高めるためのサポートが多いです。

例えば、入所者のベッドシーツの交換、館内全般の清掃、入所者の話し相手、散歩の手伝いなどです。

入所者が入浴後にドライヤーをかけるということもあります。

これらは、私たちの毎日の生活の中で行っていることですので、介護初心者でも十分対応できるでしょう。

大切なことは、始めにできることとできないことを明確に伝えることです。

できないのに引き受けてしまうと自分も大変ですし、後々施設側に迷惑がかかってしまいます。

その② 初心者であることをスタッフに伝える

ボランティアを始めるときに、自分が初心者であることを職員に伝えましょう。

初心者にできる仕事を回してもらえます。

その③ 困ったらするスタッフに相談

困ったことがあったら即スタッフに相談しましょう。

初心者ですのでわからないことがあっても当然です。

どんな仕事でもそうですが、早い段階に相談すれば簡単に解決できますし問題になりません。

まとめ

護施設はたくさんの高齢者の方の生活の場です。

外部との交流が閉ざされた空間になりやすく、ボランティアの方が来てくれることは、地域社会との触れ合い、生活への良い刺激になります。

介護の仕事の経験がなくても、その人に合った仕事がたくさんありますので、初心者でも十分務まります。

高齢者の生活の質を向上させるために、ボランティアはとても大切な役割を担っているので、ぜひ挑戦してください。

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