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老老介護は介護疲れの大敵!解決策をご紹介!

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老老介護は介護疲れの大敵!解決策をご紹介!
高齢化が進む日本において、高齢者が高齢者を介護する老老介護は多くなっており、深刻な問題ともなっています。

この記事では老老介護について、またその解説策について詳しく解説します。

そもそも老老介護とは

そもそも老老介護とは
「老老介護」とは高齢者が高齢者を介護することを言います。

高齢化や核家族化が進み高齢者のみの世帯が多くなっているなか、老老介護の世帯も増えてきています。

老夫婦二人暮らしで高齢の妻が高齢の夫を介護する場合や、親の介護をする子供の世代も65歳以上の高齢者という場合などがあります。

また、高齢になると認知症になるリスクも高まり、認知症高齢者が認知症高齢者を介護するというケースも出てきています。

これを「認認介護」と呼びます。

その① 老老介護の現状

65歳以上の要介護高齢者がいる世帯の54.7%が主介護者も65歳以上であり、いわゆる老老介護であることを示しています。

要介護者も主介護者も共に75歳以上という世帯も30%を超えています。

また、老老介護世帯のうち夫婦ともに要介護者の場合は、2人とも認知症であるケースも珍しくありません。

80~84歳の認知症出現率が21.8%であり、2人とも80歳程の老老介護世帯においては、21.8%×21.8%×2=9.5%で11組に1組は認認介護世帯であると試算されます。

その② 老老介護はなぜ増えているのか

老老介護は、少子高齢化・核家族化・女性の社会進出・晩婚化・長寿化などの社会変化が絡み合って出た結果と言えるでしょう。

ひと昔前は、長男が家を継ぎ、三世代同居が当たり前で、専業主婦の方も多くいました。

親の介護が必要になった場合、専業主婦のお嫁さんや娘さんが、親や親や義理の親の介護をするというケースが多かったです。

しかし、現在では核家族化により、親世代は一人暮らしや老夫婦での暮らしが多くなり、子世代も共働きの家庭が多いです。

遠方に住んでいる場合も多く、親の介護を子供が行うというケースは少なくなっています。

子どもが遠距離で離れて暮らしているケースも多く、女性の社会進出や景気の不安定などの理由で仕事を辞めない・辞めることができない、少子化で介護の主担当となる対象が同時に何人もいて1人だけを面倒をみるということができない、晩婚化で育児と介護が同時に発生したなど、さまざまなケースが想定できます。

また、平均寿命が延びていることで、世話をする子供自体が高齢者であるというパターンもあるでしょう。

親が90代、子供は70代というケースも珍しくありません。

その③ 老老介護のデメリット

老老介護は、介護をする側も高齢者であるために多くのデメリットがあります。

以下に老老介護のデメリットについて説明します。

  • 共倒れ
  • 介護する側が高齢のため、体力的かつ精神的な負担によって倒れやすい

    介護する人がいなくなる 

  • 介護にかかる時間の増加
  • 介護する側の体力消耗や動作そのものが遅いために介護に時間がかかる

    介護される側の負担も大きくなる

    介護度が重くなるほど、お互いの負担が加重される

  • 介護者の社会的接点の減少、閉じこもり
  • 外出ができなくなり、社会とのつながりが希薄になる

    運動量が少なくなり、筋力が低下し、身体能力が衰える

    体力的にも時間的にも趣味などをする余裕がなくなる

    体力的精神的負担と外部からの刺激がないことなどから、鬱状態や認知症になる

老老介護の解決策

老老介護の解決策
老老介護に焦点を当てたサポートというものは存在しません。

現状では介護サービスを利用していれば、介護サービス事業者やケアマネージャーが状況を察知し、対応をすることができます。

しかし、老老介護をしている人たちの中には介護サービスを利用していない人もいるため、家族や近所の方などの周囲ができる解決策、また本人たちができる解決策が重要になります。

その① 周囲ができる解決策

子どもがいても同居していなかったり、遠距離で暮らしている場合も多く、老老介護は増えています。

両親の老老介護心配するなら、常に状況を把握しておく必要があります。

電話をする・帰省する頻度を増やして両親の様子をチェックし、心配な部分があればケアマネジャーや地域包括支援センターに相談をしましょう。

また、最近では地域の方同士の繋がりというのは薄くなりがちですが、近くに住む近所の方たちは見守りをしてくれる強力なサポーターです。

帰省した際には近所の方に挨拶などをしておくと良いでしょう。

また、老老介護は家族だけで見守るのは難しい場合もあります。

地域の方同士で協力し合い、地域全体で高齢者を見守るという意識が重要であり、リスクを事前にキャッチし問題解決を図れると思われます。

その② 本人たちができる解決策

老老介護をしている本人たちは、自分たちのことは自分たちで解決しないとと思ってしまう人もいますが、周りを頼るということも重要です。

困った時にはSOSをきちんと出し、些細なことでも担当のケアマネージャーや介護サービス事業者の人などに相談すると良いです。

自分たちでは考えつかない解決策を提案してくれる場合もあります。

まとめ

まとめ
この記事では老老介護について詳しく解説しました。以下にこの記事の内容についてまとめます。

  • 「老老介護」とは、高齢者が高齢者を介護することを言い、高齢化や核家族化が進み高齢者のみの世帯が多くなっているなか、老老介護の世帯が増えています。また、認知症高齢者が認知症高齢者を介護することを「認認介護」と言います。
  • 老老介護は、少子高齢化・核家族化・女性の社会進出・晩婚化・長寿化などの社会変化が絡み合って出た結果と言えます。
  • 老老介護のデメリットには、共倒れ、介護にかかる時間の増加、介護者の社会的接点の減少・閉じこもりなどがあります。
  • 老老介護の解決策にはケアマネージャー、地域包括支援センター、地域や近所の方などの周囲ができる解決策、本人たちができる解決策があります。

老老介護は当事者たちはその状況が当たり前になってしまい、負担が大きくなっていることには気づきにくいです。

周囲の人たちや離れている家族など、第三者が当事者に任せきりにせず、きちんと状況を把握し、支援していくことが大切です。

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