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介護疲れの原因の大半は認知症への対応|ストレスを軽くする方法は?

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介護疲れの原因の大半は認知症への対応|ストレスを軽くする方法は?

肉体的にも精神的にも負担がかかる介護。

認知症の場合は特にストレスが大きいといわれています。

大切な家族への愛情と認知症特有の症状との狭間で、心が苦しく疲弊してしまう人も少なくありません。

介護疲れをこれ以上悪化させないために、ストレスを軽くする方法を身につけましょう。

なぜ認知症の介護をすると疲れるのか

なぜ認知症の介護をすると疲れるのか
認知症の介護を続けているとすごく疲れるものです。

もしかして認知症?と疑い始めたときから、今までにない心の乱れを感じます。

なぜ認知症の介護をすると疲れてしまうのでしょうか。

その① 戸惑いや受けれたくない気持ち

その① 戸惑いや受けれたくない気持ち
突然やってくる認知症を即受け入れることは、本人はもちろん介護する人にとっても大きな試練です。

初めて家族が認知症にかかってしまった時にはとくに、戸惑いが強く、「まさかそんなことはない」「ほかの病気が原因では?」などと否定したくなりがちです。

中には、「いつもこんな感じだから考えすぎかも」などと、症状が表れていること自体を否定することもあるでしょう。

家族が認知症を発症したこと、変化を受け入れたくない気持ちが強く、今までと違う言動一つ一つに対して悩み、その度に疲労してしまいます。

その② 認知症の症状に対しての混乱・怒り・拒絶

認知症の症状が進み、これは認知症なのだと納得ができても、今度は次々と現れる今までにない症状・言動に疲弊してしまいます。

「なぜこんなことをするのか?」「どう対応すればよいのか?」

今までの生活にはなかった症状や事柄に混乱しながら介護をすすめるものの、もとの元気な状態に戻ることなく、否応なく進行していく、その認知症に対して、そして病気とはわかっていながら本人に対しても怒りを感じてしまうのです。

これが続くと「なぜ自分だけがこんな思いをしなければならないのか?」と悲観的になり、周りからの手助けをも拒否したり、孤立して思いつめてしまうこともあります。

諦めて気持ちを切り替える事が大切

諦めて気持ちを切り替える事が大切
認知症と上手に付き合うためには、割り切る勇気が必要です。

認知症は少しずつ進行するもので、これから長い間いかにうまく付き合っていくかが、認知症にかかった本人はもちろん、介護する人にとっても大切なことなのです。

「自分の親は認知症という病気にかかったのだ」「これは認知症の症状なのだ」と受け止め、その症状が出ることは仕方がないとある意味諦めて、気持ちを切り替えることが大切です。

依然介護の負担はついて回りますが、認知症にかかった本人に対する怒りや悲観的感情により追い詰められることなく、「認知症という病気だけれど、大事な親であることはかわりない」ことを忘れないようにしたいものです。

認知症による介護疲れのストレスを軽減する方法

認知症による介護疲れのストレスを軽減する方法
認知症の方の介護で疲れ切ってしまわないよう、認知症とうまく向き合うことが大切です。

その① マイペースを心がける

家族が認知症になると、それに対する最善の対処法を勉強したり、本人のためにと献身的な介護をする人が多いものです。

そのような人は、あまり一生懸命のため、自分自身の疲労や負担の解消は二の次になってしまいがちです。

認知症の介護について多く情報収集し、自分の介護が十分ではないのではと休みなく頑張ってしまう。

しかし、過度ながんばりは禁物です。

介護する人の気持ちに余裕がなくなってしまうと、上手くいく介護もうまくいかなくなってしまいます。

気持ちにゆとりを持ち、マイペースを心がけましょう。

その② 今の相手を受入れるつもりで

認知症は少しずつ進行していきます。

今の症状が永遠に続くわけではなく、時間とともに終わりが来ます。

高齢者の身体機能や健康状態も少しずつ変わっていきますし、いろいろな面から状況の変化があるものです。

例えば、妄想や幻覚等も永遠に同じ症状は続きません。

徘徊の悩みも、足腰が弱くなり歩くことが難しくなれば、その問題もなくなるでしょう。

この状態は「今」だけ。

今、この時の相手を受け入れるつもりで、気持ちを長くもちましょう。

「いつか終わるもの」という気持を持ちましょう。

その③ 時には愚痴も大切

「大切に育ててくれた親への恩返し」そう言って気を張り、一人で負担を抱え込んでいませんか。

しかし、一筋縄ではいかないものが介護。不満の一つもあって当然です。

毎日続く介護の中で本人にしかわからない苦しみや怒り、人には言えない悩みがあって当たり前なのです。

そのような悩みや愚痴を聞いてくれる場所を探しましょう。

家族には言いたくないことも、信頼できる友人なら言えるのではないですか。

時には介護家族会などに参加してもよいでしょう。

愚痴をこぼすことは、認知症の介護を続けるためにとても大切なことなのです。

その④ 全力で頑張らない

真面目な人ほど頑張りすぎてしまいます。

なぜこんなことをするのか、どういう対応をすべきかなど、認知症について熱心に勉強しているのではないでしょうか。

「本人はもっと何かしてほしいのではないか」「私の努力は十分か」「○○さんは××をしたから私もやらないと」など、知らず知らずのうちに身を粉にしてがんばっていませんか。

すべては大切な家族への愛情、元気なままでいて欲しいと願う気持からでしょう。しかし、介護する方が疲弊しないことも大切。

全力で頑張らなくてもよいのです。

自分にも優しい気持ちを持ちましょう。

まとめ

まとめ
認知症の介護は負担が大きいものです。

大切なな家族のためにできるだけしてあげたいという気持と認知症の症状への戸惑いとの狭間で、心も体も疲れ切ってしまいがちです。

ストレスと上手いつきあい心を安定させて、優しい気持ちで介護を続けたいものです。

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